環境計量士(濃度)

【分析化学】クロマトグラフィーとは?

クロマトグラフィーとは

国際純正・応用化学連合(IUPAC)の定義によると、

クロマトグラフィーは物理的な分離法であり、そこでは
分離される成分は動かない相(固定相)と一方向に移動する相(移動相)の2相に分布している

簡単に言うと、
クロマトグラフィーとは試料中の化学成分を分離するための方法になります。

 

ICPの測定可能成分が無機元素に対して、
クロマトグラフィーは主に有機物の分析を行います。

 

クロマトグラフィーの種類

クロマトグラフィーにはいくつか種類がありますが、まずはこの3つの方法を覚えましょう。

  • ガスクロマトグラフィー(GC)・・・ガス試料または気化する物質の分析を行う
  • 液体クロマトグラフィー(LC)・・・液体試料中の分析を行う
  • イオンクロマトグラフィー(IC)・・・液体試料中のイオンを分離し分析を行う(無機イオンの分析も可能)

他にも
・超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)
・薄層クロマトグラフィー(TLC)
・ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)
などがあります。

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