2020年12月に実施された「第71回計量士国家試験問題」の解答と解説になります。
問題文及び解答は経済産業省のHPにある「過去の計量士国家試験問題」から引用しています。
解説は私の見解になります。解説が間違っている可能性もありますので、予めご了承ください。
どうやって勉強を進めればいいのかわからない方はこちらの記事も読んでみて下さい。
問6~10の内容は?
「計量管理概論」の問6~10の内容は以下の通りです。
- 問6 不確かさ
- 問7 統計(繰返し測定)
- 問8 統計(確率)
- 問9 校正方法
- 問10 分散分析
問6 不確かさ
問6
不確かさに関する次の記述の中から、誤っているものを一つ選べ。
- 標準不確かさは、標準偏差で表した測定の不確かさである。
- 不確かさの評価の方法には、タイプA評価として一連の測定値の統計的解析による、不確かさの一成分の評価と、タイプB評価としてタイプA評価以外の方法による、不確かさの一成分の評価がある。
- 合成標準不確かさは、測定結果を幾つかの他の量の値によって求めるときの、これらの各量の変化に応じて測定結果がどれだけ変わるかによって重み付けした、標本分散又は他の量との標本共分散の積の平方根に等しい。
- 拡張不確かさは、測定結果について、合理的に測定対象量に結び付けられ得る値の分布の大部分を含むと期待する区間を定める不確かさである。
- 包含係数は、拡張不確かさを求めるために合成標準不確かさに乗じる数として用いられる数値係数である。
正解と解説
3 合成標準不確かさは、測定結果を幾つかの他の量の値によって求めるときの、これらの各量の変化に応じて測定結果がどれだけ変わるかによって重み付けした、標本分散又は他の量との標本共分散の積の平方根に等しい。
問7 統計(繰返し測定)
問7
ある測定器Aと、より高価で精密な測定器Bがある。測定器Aの繰返し性を標準偏差で評価するとσAであり、測定器Bの繰返し性σBの4倍であることが分かっている。このとき、測定器Aで繰返し測定を行い、その平均値を求めることで、測定器Bによる1回の測定結果と同等な繰返し性を持つ結果を得ることを考えた。適切な繰返し測定の回数として正しいものを、次の中から一つ選べ。ただし、各測定に付随する誤差は統計的に独立とする。
- 2回
- 4回
- 8回
- 16回
- 24回
正解と解説
4 16回
問8 統計(確率)
問8
ある工場で製造される円筒形状部品の直径 x の分布を表す確率密度関数を p(x)とするとき、次の記述の中から誤っているものを一つ選べ。
正解と解説
問9 校正方法
問9
電圧計の校正を行うために、標準電圧発生器で発生した電圧xi (i=1,2, …, 10)のそれぞれに対して電圧計の指示値yiを得た。次に発生電圧xを説明変数、電圧計の指示値yを従属変数とする一次回帰式y=a+bxを最小二乗法により求めることにした。この回帰式の回帰係数bの計算式として正しいものを一つ選べ。ただし、(xバー)、(yバー)はそれぞれxi、yiの標本平均であり、説明変数xは誤差を含まないものとする。
正解と解説
問10 分散分析
問10
次の表は、因子aを取り上げた繰返しのある一元配置の実験を行った結果の分散分析表である。この表に関する下の記述の中から誤っているものを一つ選べ。
- fTは、因子Aの水準数と測定の繰返し数によって定める値である。
- feは、測定の繰返し数のみで定まる値である。
- fAは、因子Aの水準数のみで定まる値である。
- VAは、平方和SAを自由度fAで割ることによって求めることができる。
- 分散比FOはVAとVeの比であり、因子Aの効果が統計的に有意であるかどうかを検討する場合に用いる。
正解と解説
2 feは、測定の繰返し数のみで定まる値である。