2019年12月に実施された「第69回計量士国家試験問題」の解答と解説になります。
問題文及び解答は経済産業省のHPにある「過去の計量士国家試験問題」から引用しています。
解説は私の見解になります。解説が間違っている可能性もありますので、予めご了承ください。
どうやって勉強を進めればいいのかわからない方はこちらの記事も読んでみて下さい。
問1~5の内容は?
「計量関係法規」の問1~5の内容は以下の通りです。
- 問1 計量法の目的・定義
- 問2 取引の定義
- 問3 国際単位系
- 問4 計量単位
- 問5 特定商品
問1 計量法の目的・定義
問1
計量法第1条の目的及び同法第2条の定義等に関する次の記述の中から、誤っているものを一つ選べ。
- 「特定計量器」とは、取引又は証明における計量に使用される全ての計量器のことをいう。
- 「計量単位」とは、計量の基準となるものをいう。
- 計量法は、計量の基準を定め、適正な計量の実施を確保し、もって経済の発展及び文化の向上に寄与することを目的とする。
- 計量器の製造には、経済産業省令で定める改造を含むものとし、計量器の修理には、当該経済産業省令で定める改造以外の改造を含むものとする。
- 「証明」とは、公に又は業務上他人に一定の事実が真実である旨を表明することをいう。
正解と解説
1 「特定計量器」とは、取引又は証明における計量に使用される全ての計量器のことをいう。
問2 取引の定義
問2
計量法第2条に規定する取引の定義に関する次の記述の(ア)~(ウ)に入る語句の組合せとして、正しいものを一つ選べ。
「取引」とは、(ア)であると(イ)であるとを問わず、物又は役務の給付を目的とする(ウ)上の行為をいう。
- (ア)直接 (イ)間接 (ウ)業務
- (ア)有償 (イ)無償 (ウ)業務
- (ア)直接 (イ)間接 (ウ)法律
- (ア)有償 (イ)無償 (ウ)法律
- (ア)有償 (イ)無償 (ウ)慣習
正解と解説
2 (ア)有償 (イ)無償 (ウ)業務
問3 国際単位系
問3
国際単位系に係る計量単位系として計量法第3条に規定され、同法別表第1に掲げられている物象の状態の量と計量単位との組合せとして、誤っているものを一つ選べ。
- (物象の状態の量) 体積 (計量単位) 立方メートル リットル
- (物象の状態の量) 回転速度 (計量単位) 毎秒 毎分 毎時
- (物象の状態の量) 動粘度 (計量単位) 平方メートル毎秒
- (物象の状態の量) 起電力 (計量単位) ワット
- (物象の状態の量) 光束 (計量単位) ルーメン
正解と解説
3 (物象の状態の量) 動粘度 (計量単位) 平方メートル毎秒
問4 計量単位
問4
計量法第7条に規定する計量単位に関する次の記述の(ア)及び(イ)に入る語句の組合せとして、正しいものを一つ選べ。
第7条 第3条から前条までに規定する計量単位の(ア)であって、計量単位の(ア)による表記において(イ)となるべきものは、経済産業省令で定める。
- (ア) 略字 (イ) 基準
- (ア) 記号 (イ) 標準
- (ア) 略字 (イ) 規格
- (ア) 記号 (イ) 基準
- (ア) 略字 (イ) 標準
正解と解説
2 (ア) 記号 (イ) 標準
問5 特定商品
問5
次に示す商品のうち、計量法第13条第1項の政令で定める特定商品(密封をしたときに特定物象量を表記すべき特定商品)に該当しないものを一つ選べ。
- 精米
- 小麦粉
- 生鮮の野菜
- しょうゆ
- 液化石油ガス
正解と解説
3 生鮮の野菜
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