環境計量士(濃度)

第69回計量士国家試験問題の正解と解説【管理 問16~20】

2020年12月に実施された「第69回計量士国家試験問題」の解答と解説になります。

問題文及び解答は経済産業省のHPにある「過去の計量士国家試験問題」から引用しています。

解説は私の見解になります。解説が間違っている可能性もありますので、予めご了承ください。

 

どうやって勉強を進めればいいのかわからない方はこちらの記事も読んでみて下さい。

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問16~20の内容は?

「計量管理概論」の問16~20の内容は以下の通りです。

  • 問16 測定のSN比
  • 問17 自動制御
  • 問18 情報処理関係(1)
  • 問19 情報処理関係(2)
  • 問20 保全性

問16 測定のSN比

問16

測定のSN比を利用することで、測定器の比較や測定条件の改善を行うことができる。測定のSN比による比較と改善に関する次の記述の中から、誤っているものを一つ選べ。

  1. 測定のSN比が大きいことは、校正後の誤差の大きさが小さいことを意味する。
  2. 二種類の測定器の測定原理が異なっていても、測定対象量が同じであれば、測定のSN比を用いて、校正後の誤差の大きさを比較できる。
  3. 二種類の測定器の比較において、測定環境を誤差因子として取り上げてSN比を比較することで、環境変化に対してよりロバスト(頑健)な測定器を選ぶことができる。
  4. 測定のSN比を改善する実験では、信号因子、誤差因子、制御因子を一つの直交表に割り付けた実験を行うことにより、SN比の信頼性の高い評価が可能となる。
  5. 測定のSN比の改善においては、改善による誤差の低減の効果と改善にかかるコストをともに考慮し、それらのバランスに配慮するべきである。

正解と解説

4 測定のSN比を改善する実験では、信号因子、誤差因子、制御因子を一つの直交表に割り付けた実験を行うことにより、SN比の信頼性の高い評価が可能となる。

問17 自動制御

問17

製造工程の自動化と制御に関する次のア~オの記述について、正しい記述の組合せを下の中から一つ選べ。

ア 今日では、多くのシステムについて自動化が図られているが、その方式はすべてフィードバック制御系の構成によるものである。

イ 自動制御系の設計・解析には、時間の関数である信号のラプラス変換により導出される伝達関数を用いることができる。

ウ 自動制御系の解析では、システムの動的特性でなく静的特性が解析の対象となる。

エ 多くの制御要素の複合的結合により構成される制御系の解析には、伝達関数に関する等価変換の手法を用いることができる。

オ インパルス応答法は、自動制御系の応答特性を調べるための一つの手法である。

  1. ア、イ、ウ、オ
  2. ア、イ、エ
  3. イ、ウ、オ
  4. イ、エ、オ
  5. ウ、エ

 

正解と解説

4 イ、エ、オ 

 

問18 情報処理関係(1)

問18

0~200℃まで測定可能で、デジタル表示の最小表示単位が0.1℃の温度計がある。この温度計を実現できるAD変換器の最小ビット数をpとするとき、pビットのAD変換器で実現できるデジタル表示の測定器として正しいものを、次の中から一つ選べ。

  1. 測定範囲が0~200 gで、最小表示単位が10 mgの質量計
  2. 測定範囲が0~100 mmで、最小表示単位が10 μmのデジタルノギス
  3. 測定範囲が0~20 Nで、最小表示単位が10 mNの力計
  4. 測定範囲が0~500 kPaで、最小表示単位が20 Paの圧力計
  5. 測定範囲が0~3 Vで、最小表示単位が1 mVの電圧計

 

正解と解説

3 測定範囲が0~20 Nで、最小表示単位が10 mNの力計

 

 

問19 情報処理関係(2)

問19

コンピュータの利用に関する次A~Dの記述の正誤の組合せとして正しいものを、下の中から一つ選べ。

A 大量のデータの記録を目的に、コンピュータを利用することがある。

B コンピュータに単純な繰り返し処理を行わせるとき、処理回数が大きくなるほど処理速度は遅くなる。

C コンピュータを利用して、インターネットなどのネットワークを介した測定結果の共有を行ってはならない。

D 測定結果の解析におけるヒューマンエラーを少なくするために、コンピュータを利用することがある。

  1. (A) (B) (C) (D)
  2. (A) (B) (C) (D)
  3. (A) (B) (C) (D)
  4. (A) (B) (C) (D)
  5. (A) (B) (C) (D) 

 

 

正解と解説

2 (A) (B) (C) (D)

 

 

問20 保全性

問20

ある機械を、修理をしながら使用した。ある期間中において、この機械の故障の記録を確認すると下図のようであった。なお、各故障後に行った修理に要する時間は、いずれの故障においても3時間であった。この期間中の機械の平均故障間動作時間(MTBF)として正しいものを、下の中から一つ選べ。

  1. 12時間
  2. 100時間
  3. 125時間
  4. 128時間
  5. 500時間

 

 

正解と解説

3 125時間

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